ルテオリンの作用として最も知られているのが、花粉症やアトピーといったアレルギー症状を押さえることです。ルテオリンなどのポリフェノールは、「ロイコトリエン」という炎症を引き起こす物質を作り出す際に必要な酵素を阻害するため、花粉症の症状、とくに鼻づまり防止に効果を発揮すると言われています。したがって、効能としてはしみ、そばかすの予防、アトピー性皮膚炎の改善、アレルギー疾患改善、花粉症、抗酸化作用、免疫力増加などが知られていますが、人での科学的根拠はまだ乏しい。
最近、岐阜薬科大学の永井博士はアレルギー発症に必須のマップキナーゼの抑制作用を見出し、新しい抗アレルギー薬の候補ともなっています。
ルテオリンを含む食品として、ピーマン、しそ、春菊、カモミール、味噌、イチョウ、明日葉などが知られています。(近藤雅雄、2015年7月10日掲載) 


