アンモニアを解毒し,うま味を持つ「アスパラギン酸」の効果

 アスパラガスから発見されたうま味を持つアミノ酸で、体内でアスパラギンとなり、主に代謝を活性化し、疲労回復効果など多様な効果がある。
 アスパラギン酸は体内で窒素やエネルギーの代謝に関係することが報告されている。また、アンモニアと結合してアスパラギンとなることから、アンモニアの解毒に関与する。

アスパラギン酸の主な機能と健康効果
1.窒素代謝・エネルギー生産のバランスを取る。
2.疲労回復効果。
3.脳の神経シグナルを伝達する神経伝達物質。
4.利尿作用があり、有害なアンモニアを体外へ排出し、中枢神経系を保護する解毒作用。
5.カリウムやマグネシウムを細胞内に運び、乳酸をエネルギーに変える。

アスパラギン酸はアスパラガスのほかに大豆やもやしなどの発芽しかけた豆類、さとうきび、牛肉などに含まれています。