人類の持続した発展を願う上で、最も基本的で重要なことは、地球を大切にするこころを学ぶことです。そして、地球環境に負荷をかける生き方を改め、環境の改善・保全に全力で取組むことです。
2020年12月8日、新型コロナウイルス(COVID-19)が中国武漢で発生して以来、南極大陸を除くすべての地域に瞬く間に広がりました。そして、日本では甚大な社会的、経済的不安を起こし、保健、医療、福祉、教育、食糧・食生活、地域社会、レジャー、仕事、働き方等々、国民生活に大きな影響を与えました。
一方、世界では2022年2月24日のロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻、2026年1月3日の米国のトランプ大統領によるベネズエラへの攻撃、国家元首(大統領)拘束、2026年3月3日イランへの攻撃と最高指導者の殺害、イラン・イスラエル戦争、イスラエル・米国によるイラン攻撃、ホルムズ海峡の封鎖、また、北朝鮮の核開発など、世界情勢が急速に変化し、国際秩序に混乱が生じはじめています。これらを解決するには新たな政治・経済・環境・安全・人権・保健・医療等に対する国際的な監視・評価・審判機構の設置など、国際秩序の健全化への取組が望まれます。
また、人類が誕生して以来、綿々と「戦争と環境破壊」が続いていますが、いずれは人類の生存と地球環境に何らかの不可逆的な影響が出てくるのではないかと不安です。国際社会は直ちに地球と人類の持続した発展を図るべく地球環境の改善・保持に取組むべきです。
私たち人類は自国愛ファーストではなく、この美しい地球に感謝するとともに、この美しい地球を次代に引継ぐことを第一に考え行動すべきです。愛国教育も大事ですが、それ以上に地球を愛するこころを育てる教育の方がもっと大切と思います。
国際的な紛争・戦争、侵略、地球環境の破壊、人権侵害、関税の一方的引上げなどが公然と行われている現代、これら人類の平和な生活への脅威に関わる問題、国際秩序の安定と地球環境の保全は国連、各国政府機関、および国際的なNGOによって協働して進められていますが、残念ながら軍事大国の大統領による影響を受け易く、活動が平和裏に進まないことがあります。このようなことがないよう、新たな「国際秩序と地球環境を守る組織」を構築し、すべての国が人類・地球の持続的発展と平和を目指した活動に取組むよう期待したい。この取組は世界で唯一の被爆国であり、東京大空襲、沖縄大惨劇を経験した日本が中心となって進めてほしいと思います。(近藤雅雄、2026年4月2日掲載)



