長生医学は「脊椎矯正」,「精神療法」,「プラーナ療法」の三位一体の療法によって病気の原因を根本より取り去り、各人に生まれつき備わっている自然治癒力を発揮させることにより、こころとからだを健全に保ち、健康長寿で、幸福な生活を願う医学です。長生学園は、このような理念を明確に打ち出して、感謝と奉仕、布施行の精神、東西の医学を学んでいます。
日本の医療は今、ターニングポイントにあります。昨年(2013年)4月に、厚生労働省は専門医の在り方に関する検討会にて、小児科専門医や外科専門医と同様に「総合診療専門医」という新しい専門医を養成・認定することを正式に決め、現在の医療の在り方を根底から変えようとしています。すなわち、プライマリーヘルス・ケア、一次医療の重視であり、総合診療専門医が誕生する2020年まで成り行きを注視する必要があります。
そこで、今こそ、創立者の純宏法師自ら確立した「霊肉一体の救済」を究極の目的としている治療法「長生療術」が開花するときです。まさに、信仰心をもって、心の安心を頂き、病気に苦しむ人々の肉体だけでなく、あわせてその精神をも救うことを究極の目的とした長生療術が、地域にしっかりと、花を咲かせる時期です。誇りを持って、頑張っていってほしいと願っています。以下、PDFに全文を掲載しました。(近藤雅雄、平成26(2014)年3月1日)
PDF:平成25年度 長生学園 卒業式祝辞