現代医療では精神療法として①行動療法、②認知療法、③対人関係療法、④精神分析、⑤精神力動的精神療法、⑥支持的精神療法の6種類に分類しているが、これらの治療に言葉が大切であることは言うまでもない。
精神障害の原因は遺伝・生物学的要因(身体的要因)、心理的要因、環境的要因(社会的要因や文化的要因を含む)などが複雑に関わっていると考えられる。そこで、精神療法として、これら要因を取り除くことが出来れば自然治癒は増強すると考えた。そして、がんなど難治性疾患の自発的治癒を目的として言葉による治療をとりあげた。また、筆者が肺炎で入院した病院の現状についても以下のPDFに記した。(近藤雅雄、2025年3月28日掲載)
PDF:健康と病気シリーズ10.精神