高齢者の区分は65歳から74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者としている。高齢期は加齢に伴って体内諸臓器の機能低下や疾病に対する抵抗力の減退など、身体的・精神的変化について注視することが大切である。栄養面では食事量の減少に伴う栄養状態の悪化が起こり、体力の低下原因となるため、食生活は重要だ。
今年76歳、からだの機能と構成はすべて生き物から得られる栄養素から成り、生命を維持している。そこで、健康増進、QOLの向上、フレイル予防を目的として「食のリズム」の確立を目指した。
食事の内容は健康状態、病気や年齢・性などの違いなどによって多少変わるが、基本的に動物性食品と油脂分、糖質の過剰摂取を控える。具体的には牛肉などの動物性蛋白の過剰摂取は控えたい。①食生活の内容について以下のPDFを参照されたい。また、②「高齢期の栄養とその管理」についてもPDFに示したので参照されたい。
PDF:健康と病気シリーズ6食生活
PDF高齢期の栄養とその管理