夢には第1の夢から第4の夢まであり,その夢の違いを解剖した

 人は生涯を通して多彩な夢を見ます。広義には記憶に関わるもの(睡眠中に見る)と生きるための活力となるといったもの(将来の希望)の2種類があり、どちらも社会生活上重要です。本稿では、この夢に新たに2つを加えた4つに分類し、筆者の経験に基づき、その生理について考察しました。
 第1の夢レム睡眠中に見る無意識の夢であり、喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲の7情に関するものが多い。
 第2の夢は睡眠中に見るものではなく、将来の希望や人生の目標と言ったものを指す。目標を設定し、強い意志でそれに立ち向かえば夢は叶えられることが多い。
 第3の夢は寝る前とレム睡眠時に強く意識したことが夢となって現れ、新たなアイデアや発想が浮かんでくることがある。強い意志が夢を呼ぶのだ。
 第4の夢は死に直面した無意識の夢「忘却の物語」である。現実世界と死後世界の境界である。いわゆる臨死体験だが、この体験には「川」「光」「闇」の出現が広く知られている。
 「人生は夢と共にあり、夢と共に消えゆく」夢が人生を変える。ならば、楽しい夢のある夢を見て生きて行きたいものです。(近藤雅雄、2023年10月22日掲載)
PDF:4つの夢とその生理.vir1doc