野菜果物に多く含まれ、目の健康に良いゼアキサンチン

 ゼアキサンチンルテインと構造が類似したカロテノイドで、光によるダメージから網膜を守ることが報告されています。目の網膜、とくに黄斑とレンズ(水晶体)の部分に集中していますが、エイジング(加齢)にしたがって濃度が減少するため、加齢黄斑変性のリスクが高まります。また、喫煙者でも黄斑色素濃度の低下が見られると言われています。米国では、加齢黄斑変性患者が1千万人以上存在し、この内、45万人以上が既に視力を失っていると言われています。ハーバード大学が行った研究ではルテインとゼアキサンチン摂取の多いグループは低いグループに比し、加齢黄斑変性の危険性がかなり低いと言われています。
 ゼアキサンチンは自然由来のカロチノイドの一つで野菜や果物に多く含まれています。パプリカ、ホウレンソウ、カボチャ、マンゴー、トウモロコシ。この中で、パプリカはゼアキサンチンとルテインが多く含まれていますが、赤いパプリカはゼアキサンチンが多く、黄色いパプリカはルテインが多く含まれています。(近藤雅雄、2016年2月14日掲載)